バイオハザード3

yoruyuki2007-11-15

なんかもう天変地異で地球なんかさっくり滅んじゃって気に食わないやつとか皆殺しで、荒廃した誰もいない地球を武器担いであてもなく流離いたいなあとか、少なくとも中学生のおれさまとP・W・S・アンダーソンが夢想していたのは間違いないんだけど、この痛フルな妄想はどのくらいポピュラリティがあるのかなあというのが最もぼくの心に突き刺さったことでありますよ。
ねえねえ、みんなもこんなばかなこと考えてんの?

シリーズ最大に女の子たちが小奇麗で、故にミラジョボ姐を初めて綺麗な人だと認識することに成功したというのと、アシャンティの尋常じゃないおいしいところさらいっぷりと、カメラワークがガチャガチャしていて見づらいってのと、投げっぱなしな落ちを含めて今回も見事な「ゲーム原作映画」でした。
ほら、メタルギアの劇場映画が映画じゃなかったら怒っていいと思うけど、バイオハザードの映画がちゃんと映画だったらもうバイオじゃないじゃん。お化け屋敷にストーリーないでしょ?
もうミラ×アリスの洒落にならん人間性剥奪っぷりとか絶対ゲームキャラの暗喩に違いないのですよ。
スーパーマリオの落ちたら死ぬ谷の底には何万ものマリオの死体が積み重なってるって話と塹壕にいっぱい捨ててあるミラ姐がオーバーラップして仕方なかったさ。