2005-01-01から1年間の記事一覧

佐藤佐吉『東京ゾンビ』

『東京ゾンビ』を観てきました。惜しかったです。花くまゆうさく周辺にはあまり興味がなく、哀川浅野のハゲアフロが動く様を見たいってのが初期衝動だった割に、結構期待してしまっていたのです。柔術使いの工員×ゾンビ世界サバイバル→見世物ゾンビプロレス…

志村志保子『女の子の食卓』

珍しくジャケ買いしました。なかなかどうしてよろしかったのです。女の子のささやかな日常を食べ物に少し引っかけて切り取った短編連作。繊細な、ささやかな、脆弱な、取るに足らない、ともすれば何も起きていない様にすら見えるかもしれないあれこれ。例え…

半月とか一瞬で過ぎるようになっててすごいやだ。

木城ゆきと『銃夢 Last Order 8』

迷走するSF漫画も8巻目。早いもので。 カエルラの過去語りメインを久々に愉しく拝読。しかしこれ銃夢じゃなくていいよな。どうも『Last〜』は出足から仕切り直しというより根本的に辻褄が合うように改ざんしちゃった様なな印象というか往生際の悪さみたい…

回顧

やあやあ。こんばんわ。そういえばなぜ『夜話』を冠していたかといえば、そもそも書く時間を夜中に想定していたからだった。すっかり忘れてた。 日中本家のサイトやmixiやろうとか言ってたのだった。いまやこの体たらく。まあ、あれだ。書ける時は倒れるまで…

三浦健太郎『ベルセルク 29』

かつてのハードにしてノーフューチャーな路線を愛していた人々には、すっかりぬるく感じる様になったんではないかと思って久しい6人パーティー路線ですが。 ここ数年物語の指針の定まらなさというか、作者のやりたい表現の方向性が微妙に定まってないのがど…

不断

漠然となるべく新しい情報を書くべきなんだろうなと思っているけれど、読書も映画も自分の好きにやってるので、自然と一番新刊に手を出し易い漫画の話になるわけだ。 神保町万歳。コミック高岡万歳。

フランク・ミラー『シン・シティ:ハード・グッドバイ』

やばいものすごいかっこいい。 どんだけすごいって二ヶ月止めてた日記も余裕で動くよ。 メジャーはフルカラー前提のアメコミ世界に於いて、ミラークラスの大御所がモノクロで描くということがどういうことなのかってのと相俟って、映画への期待が否応無しに…

最小敗北宣言

ちわす。ご無沙汰してます夜です。 わたくしただ今新潟の捕虜収容所でお勤めを果たしております。ぶーぶーをうんてんする刑罰なんですけど。 前半で模範囚になり損ねてしまい、刑期が若干つーか、結構? 伸びておりまして。本当は出先で全部(胡乱袋、くるく…

Musical Batonもらった

一昼夜で二本も来ると思わなかったですが。http://d.hatena.ne.jp/gakurouo/20050620/先着でがくろうおさんと鋼丸君ありがとお。二本来たから二倍書けってルールはないよね? なんかルール。 【Musical Batonとは】海外のブログに端を発する、音楽に関する企…

今日の音楽事情

チェン・ミンとか聴いています。 たまに来る衝動的な胡弓が聴きたい欲が満たされるのでよいです。 二胡の音って「ぬぅー」って聴こえます。 バックトラックの様に他の楽器が入ってる上に二胡が乗る形式が多いのですが、なにか流麗なヴォーカルのようで快感。…

西尾維新『ネコソギラジカル(中)赤き征裁vs.橙なる種』

裏タイトルは『西尾維新の最終回殺し』ですか。 戯言シリーズ最終巻の中巻です。中途半端なタイミングに書きますよ。相変わらず凄まじい空中感覚といいますか、大量のキャラ立てとアクロバティックな展開。 自由度の高い世界設定でまったく拡散しないストー…

拡大版 『ローレライ』と『終戦のローレライ』

映画もまあそれなりだったと思うし、小説は水準レベルを超えた力作だったとは思うのです。ただ何かどうにも引っかかるというか、何故二千ページを超える大作を読んで妙な徒労感を感じるのかとか、役者陣の熱演にしか喜べないこの己のモチベーションの低さの…

中島望『ハイブリッド・アーマー』

先月出た『地獄変』は未読なのですが。 中島望と言えば、極真空手使いの高校生がいろんな武術を使う不良集団を空手でやっつけるデビュー作『Kの流儀』以降、その溢れんばかりの中学生マインドを原稿用紙に叩きつける様な作風でぼく的に御馴染みです。遺伝子…

中山昌亮『不安の種 3』

巷でどのくらい話題なんでしょうか。今最も新しい体裁であろう反則恐怖漫画最終巻。てか終わっちゃったのか。勿体無い。今ホラー業界は活発な新陳代謝をしている様な状況だと思います。 『呪怨』や『新耳袋』平山夢明の一連のシリーズなどの文脈から産まれた…

近頃。

知人の皆様へ大まかなご報告など。 風邪治りました。花粉は無視しています。かいいけど。 正月から数えて6キロ痩せました。 骨まで届くアグレッシブな虫歯で奥歯が一本無くなりました。今。 朝から何も食べてないのよ。でもまだ食べれないんだよ。 気を紛ら…

高橋葉介『夢幻紳士〜幻想篇』

出たよ出たよう! おっかない方の魔実也ですよ。 二十年描きに描いてるフォーマットをまだいじくるかこの大先生。 単発、長編問わず天才的な変則作話法はこの作家のベース・フォーマットなんだけれど、今作は通常とは一線を活す大技です。 虚構と現実、男と女…

マリみてが

注目ISBNに入ってますね。ぼくもう読んだんで軽く触れます。 キーワードで開くと大変なことになってるから軽くね。 とりあえずひっぱりにひっぱった妹問題が多少動いたんで御の字です。内容については、そんなもんで。あ、あと今回は視点のブレがいつに…

また日記消しちゃったので今日は寝る。

藤子・F・不二雄『ドラえもん+プラス』

新カテゴリ。 ドラえもん多過ぎとか言われてはいるんですが。だって好きなんだもん。 全作単行本未収録作のドラえもんとか言われると何故か妙に昂ぶるもので。内容は主に『小学×年生』等の学習雑誌系発表で収録漏れしたものでした。ところが思ってたよりこれ…

風邪ひきました。

喉が痛い! 鼻がつまる! 息が出来ぬ! うすらだるい! 花粉症も併発。 鼻水が止まらぬ! 目が痒い! 鼻の下が切れた! もーなんか何もやる気しないのです。顔が固定されてる感じ。 素敵な金曜のアフターファイブ。 終業。有楽町無印へ。買い置きの冷凍スコ…

井上雅彦監修『異形コレクション〜ロボットの夜』

買い置きがまだあるのですよ。 ジャンルとしてのホラーや幻想に拘泥せずに「異形」と銘打っているだけあって、今作は良質のSF短編の収録が多く、古巣に帰った様な喜びが味わえました。 石田一『夜のロボット』、眉村卓『サバントとボク』、岡本賢一『LE…

無秩序なくらし

変な天気ですね。 なんか喉がいがらっぽいなあ。 寝たり寝なかったりコタツで寝たり体半分だけ布団に潜って寝てたりするからです。 換気扇かけたまま寝ても結構来るんですよ。

井上雅彦監修『異形コレクション キネマ・キネマ』

角川ホラーのアンソロジーとか読むの馬鹿馬鹿しくなる程にゴージャスな短編集。 不埒な読書人として、未読の大御所や新人を手軽に勉強できる媒体として重宝しています。今作は、どうもシネフィルくさい文章と「現実と映画の混同」テーマの作品は安易な気がし…

ぼやく。

‥‥あの、タッチパネルの誤動作で二時間かけて書いた文章消えちゃったんですけど。 ブラウザで更新できるということがいかに便利なことかというのは知ってるよ。 知ってるんだけどさああ。ちきしょうなんかキーワードとか書いたれ。ライブドア。

ぼくとコンピュータ。

普段は流石に熟睡してる時間なのですが。 何故かアウトルックさんの反乱にあいまして。 どうしてもメールを送りたかったこともあっての時間を忘れる格闘の末、惨敗。さっきサポートセンター様のおかげでなんとかしたところでございます。吐き気がするほど頭…

ぼくと音楽。

ipod買いまして。シャッフルの。一番安いやつ。 仕舞いっぱなしのCD引っ張り出して、PCに食わせまくっております。 先ほど1000曲突破しました。 シャッフル、アルバムの流れで聞けない分単独の印象が意外でおもろいです。 フラッシュパパ(1st)の『Cafe…

ちびっ子のように

アマゾンから頼んどいたDVDが来たので観る。 たむらしげる『クジラの跳躍』 こよなく好き。 どちらかというと『銀河の魚』が好きなのだけれど、結構あっさりした原作が上手に広げてあって、これはこれで何処か野心的な感じがして良い。たむらしげるの代表…

お休みです

一歩も外に出ず料理にふける休日。 昼、キムチ炒飯。ゴマ油で炒めたキムチと煮干の粉末を使う。 夜、キンピラごぼうと大根と豆腐の味噌汁。 作り置きも好き。 キンピラはごぼうと人参丸一本ずつで作った。大量。 それから豆腐とひき肉と筍の混ぜご飯。 ひき…

遠い小娘。

全てにおいて何も思いつかない夜はモーニング娘。に逃げ込む。 というかそういう時間にテレビみるとモー娘。なのであり。 えーと『恋のフーガ』でティンパニを叩くのが夢です。 Berryz工房のヴォーカルはなんか粘っこいですね。