フランク・ミラー『シン・シティ:ハード・グッドバイ』

やばいものすごいかっこいい。
どんだけすごいって二ヶ月止めてた日記も余裕で動くよ。
メジャーはフルカラー前提のアメコミ世界に於いて、ミラークラスの大御所がモノクロで描くということがどういうことなのかってのと相俟って、映画への期待が否応無しに高まります。
主人公マーヴのキャラ付け、日本人の感覚だとまずバトーが浮かぶんだけど、物語の主軸が簡略なので『イノセンス』より遥かにとっつき易い様に思った。ビジュアルの畳み掛けと速度のある物語でこれだけの没入感が作れるのね。
そしてこの話をいたずらにかっこいいビジュアルと浪花節を撮らせたら天下一品のロバート・ロドリゲスが撮る訳だ。大変だ。
今度こそ連続で翻訳が出るくらい馬鹿当たりする事を切に願う。

あと邦版は画像がなかったので原書。

Frank Miller's Sin City Volume 1: The Hard Goodbye 3rd Edition

Frank Miller's Sin City Volume 1: The Hard Goodbye 3rd Edition